ディフェリンゲルはニキビ跡に効果があるのか?

ディフェリンゲルはニキビ跡に効果があるのか?

ニキビ治療の名手、ディフェリンゲル
ニキビ治療の際、クリニックで処方してもらえるディフェリン
ゲル。頼りにしている人も多いのではないでしょうか。ところ
で、ディフェリンゲルがどのような効能を持っており、どんな
風にニキビに作用しているか、ご存知ですか?

ディフェリンゲルの作用のメカニズム
ディフェリンゲルは1本15gのチューブタイプの外用薬です。
主な作用は、角質の増殖を防ぎ毛穴をケアすること。毛穴の詰
まりを解消することで、ニキビの進行を防ぎます。また炎症を
抑える作用があり、炎症を起こしていない白ニキビや黒ニキビ
が、炎症を起こし赤ニキビへと悪化するのを防ぐことができま
す。このような作用により、ほぼすべてのニキビに効果を発揮
し、ニキビ肌を治療していきます。

アダパレンの力
ディフェリンゲルの主要成分は、「アダパレン」という有効成
分で、ディフェリンゲルに0.1%配合されています。アダパレン
は、皮膚科で用いられるビタミンA 誘導体レチノイドに似た働
きをすることで知られています。アダパレンとレチノイドは、
ピーリングのような効果があり、古い角質を取り除き、ターン
オーバーを促してくれます。また細胞を再生させ、メラニンの
排泄を促します。この働きによって、毛穴・シミ・たるみに効
果を発揮してくれます。しかしレチノイドは高価なため、手軽
なニキビケアとして使えるようなものではありませんでした。
しかしレチノイドに似た働きをするアダパレンが、2008年に
ディフェリンゲルが厚生労働省で認可され保険適用になったこ
とで、画期的なニキビ治療薬として日本で広まりました。

ディフェリンゲルは、ニキビ跡の治療に効果的か?
そこで気になるのは、ディフェリンゲルは、ニキビが治った後
のニキビ跡の治療にも、効果があるのかどうか?という点です
よね。
ディフェリンゲルの処方は、発生中のニキビの治療を目的とし
ており、ニキビ跡の治療・改善を目的とするものではありませ
ん。よって、直接的にニキビ跡の治療・改善に効く、とは言え
ません。正しい使い方としては、ニキビが跡になる前に、ニキ
ビを治療すること。またニキビ痕をこれ以上増やさないように
することです。
ただし高いピーリング効果があることから、新陳代謝を促進し、
肌の状態を改善するという点で、ニキビ跡に効果を発揮するこ
とが考えられます。完治の難しい凸凹状のクレーターニキビ跡
も、ターンオーバーを繰り返していくことで、少しずつ改善さ
れていく場合があります。

ディフェリンゲルの随伴症状とは?
随伴症状とは、使用中に生じる副作用的な症状のこと。ディ
フェリンゲルでは、使用者の約80%に、随伴症状が認められる
とのこと。生じる症状は主に、乾燥、ひりひり感、落屑(らく
せつ:皮膚が剥けてくること)、紅斑(赤み)、かゆみ、と公
表されています。大抵、これらの症状が組み合わさって表れま
す。
個人差がありますが、1週間程度で現れ、2週間~1か月程度続
くとされています。これらの症状が表れ、どうしても不安を感
じてしまう場合には、自己処理で対応せず、必ず病院で医師の
診断をあおぐようにしましょう。
これらの症状は、ディフェリンゲルが作用する過程で、角質が
薄くなり、バリア機能が損なわれることから、生じるようです。
肌が敏感になり、乾燥しやすくなっているため、保湿をするこ
とで改善が期待できます。その際にはなるべく低刺激のものを
使うようにしましょう。また塗布の際、むやみにニキビができ
ていない部分なども含め顔全体に塗る、ということは控え、
患部に少量塗るようにすることで、随伴症状を軽くすることが
できるでしょう。使用量や使用期間などに気を付け、適切な使
い方をするようにしましょう。

ディフェリンゲルを使用する際の注意点って?
ディフェリンゲルには光毒性があるため、夜間に使用するよう
にしましょう。また使用期間中は日中も日焼け止めを使用する
ようにしましょう。胎児に悪影響が及ぶ可能性があるため、妊
娠中の使用は禁止されています。授乳中も使用は控えましょう。
12歳未満の小児も使用不可です。

ニキ助の考察まとめ
ディフェリンゲルはニキビ治療には効果的ですが、ニキビ跡の
治療には直接的な効果は得られません。ニキビ跡をこれ以上に
増やさないよう、しっかりケアをしていくことが大切です。

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